東京にいる危険生物ランキング ベスト10!東京で一番危険な生物は?(出没ポイント/対策)

大都会東京にも実は危険生物がいっぱいなんです!

人間に害を及ぼす生物といえば、なんとなく山や川といった郊外に多いイメージがあるかと思います。しかし危険生物は大都会東京にもたっくさん存在するんです。東京には意外と緑地や大きな公園も多く、また中心部から少し離れただけで緑豊かな山林が広がっています。ですから、「どうせ東京は安全さ」と油断していると、時として重大な危険に遭遇してしまうこともあるのです。

今回は東京にいる特に危険な生物ベスト10をご紹介します。最低限、当記事で解説している生物にだけは注意を払うようにしてください。万が一があってからでは遅いのです!

  1. 危険ランキング第一位 スズメバチ

    suzumebati

    東京で遭遇する生物の中でも最も「ヤバイ奴」といえばやはりスズメバチでしょう。少し郊外へ移動するだけでかなりの確率で発見することができます。特に夏が暑かったり梅雨時期に雨があまり降らなかったような年には大量発生することも多く、毎年多くの被害者が生まれています。

    スズメバチを発見した場合、絶対に近づかないようにしましょう。近く巣がある場合など「カチッカチッ」という警告音を発してくることもあります。その場合、既にスズメバチのテリトリーに足を踏み入れてしまっていると考えるべきで、それ以上進むと全身を襲われ死に至ることもあります。

  2. 危険ランキング第ニ位 アオザメ

    aozame

    京及びその近くの海や海水浴場に出現する可能性のあるサメといえば「アオザメ」です。アオザメは体長が2メートルから3メートルほどで人に対する攻撃性が比較的高い事で知られています。

    2016年も東京湾の定置網にアオザメが掛かっており海水浴客は注意が必要です。アオザメが付近の海域で発見された場合は海へのレジャーは控えた方が良いでしょう。サメに襲われてからでは人間に出来ることはほとんどありません。

  3. 危険ランキング第三位 マムシ

    mamushi

    マムシの生息地は日本国内に広く分布しており、当然東京もその中に入っています。マムシに咬まれる被害は毎年3000人ほど。死亡する人も年間平均10人ほどいるのです。

    マムシは山近くであれば民家周辺に現れることもあります。キノコ狩りやハイキング時に襲われるケースが多いようです。マムシに咬まれてしまった場合はなるべく本人を安静に保ちながら急いで病院へと運びます。以前は「傷口の心臓に近い側を縛る」「毒を出すために傷口を小さく切開する」といった方法もとられていましたが、現在ではこれらはほとんど意味がないとして行わない方が良いとされています。

  4. 危険ランキング第四位 ヤマカガシ

    yamakagashi

    ヤマカガシもマムシと並んで日本におけるトップクラスの危険な毒蛇です。かつてヤマカガシには毒はないとされる時代もあったほど、人間を攻撃する可能性の低いヘビなのですが、実は持っている毒の強さはマムシやハブよりも強力なのです。

    ヤマカガシは基本的に人間側から刺激しない限りは襲ってくる確率はほぼゼロだと言えます。見つけた場合は距離を起き、決して棒で突いたりなどしないようにしましょう。

  5. 危険ランキング第五位 ネズミ

    nezumi

    実は東京には普段あまり目にすることはないものの、とても多くのネズミが生息しています。これは決して郊外ではなく都心部においての話です。繁華街の路地裏や下水道に通じる用水路周辺にはたくさんのネズミが暮らしており、年間5000件以上の相談が都に寄せられているのです。

    ネズミはビル等の建物内に侵入し、建造物を壊したり電気系統をショートさせるなどのトラブルの原因となります。これによって火災が発生し大きな被害が出ることもありますから、自宅や勤務場所等でネズミによって建物がかじられた後等が発見された場合は早急に駆除などの対策を打つ必要があります。ネズミを駆除するためにはやはり専門の業者に依頼するか、自治体に相談した方が良いでしょう。

  6. 危険ランキング第六位 蚊

    ka

    歴史上、人間を最も多く殺した真犯人としても知られる蚊ですが、当然東京でもその存在は至る所で目にすることができます。蚊はデング熱やマラリア、ジカ熱等を媒介する原因となっており、知らない間に刺されることも多いため対処の難しい危険生物と言えます。

    もし蚊に刺された数日後から高熱が出たり、体調が悪化した場合は医療機関を受診するようにしてください。そして蚊に刺された事をきちんと伝えるようにしましょう。蚊は市販の防虫グッズである程度防ぐことはできます。ただ、蚊が多そうな場所を通る機会が多い人などは、できるだけ長袖・長ズボン(長スカート)を着用するべきでしょう。

  7. 危険ランキング第七位 トコジラミ

    tokojirami

    実はここ数年、東京の宿泊施設で急増しているのがトコジラミ(別名:南京虫)の被害なのです。日本では衛生環境の向上により生息数が減少していたのですが、海外からの渡航者から持ち込まれるケースが頻発しており、宿泊客が強烈な痒みを訴えるケースが増加しているようです。

    トコジラミの繁殖場所は絨毯や畳の裏、ベッドのマットレスの裏、長期間放置している雑誌の中、などとなっています。トコジラミが原因で人が死ぬことはありませんが、2004年には宿泊施設でトコジラミに刺された男性が、痒みでその後1ヶ月間休業を余儀なくされたとして泊まった宿泊施設を訴え、慰謝料を勝ち取ったというケースもあるほどです。

  8. 危険ランキング第八位 マダニ

    madani

    被害件数は少ないものの、気を付けなければならないのがマダニです。マダニに咬まれると重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を発症する可能性があり、その場合かなり高く確率で死亡してしまうのです。

    マダニはダニという名前がついているものの民家などで目にするダニとは全く違う生物です。マダニは草の葉っぱの裏などに生息しており通りがかった人間や哺乳類に取り付き、血を吸うことで生きています。もしマダニに咬まれているのを見つけたら、慌てず騒がずそのまま病院を受診してください。マダニの噛む力はとても強くそう簡単には引き剥がせない上、無理に剥がすと棘が皮膚に残ってしまい結局は病院で難しい治療をうけなければならなくなってしまうからです。

  9. 危険ランキング第九位 カラス

    karasu

    都会で見かける不快な生物といえばカラスも忘れてはいけませんね。繁華街等では明け方ゴミを漁るカラスの群れをたくさん見かけることができます。

    カラスはとても頭の良い鳥で、人間の行動パターンを学習し人間を利用したり時に欺いたりしながら生活しています。人間に直接攻撃を仕掛けてくるケースは少ないのですが、ゴミを散らかされるなどして地域の衛生環境にとっては重大な問題となっています。

    ただし、カラスを物理的に追い払おうとする集団で襲われるケースもあります。あまりにもカラスによる被害が大きい場合は無理に排除しようとせず行政に相談した方がよいでしょう。

  10. 危険ランキング第十位 イラガ

    iraga

    イラガとは「蛾」の仲間で体長は2~3センチ程度です。広葉樹などに張り付いて集団で生活していることが多く、その幼虫に触れると激しい傷みに襲われることになります。これはイラガの幼虫の全身に生えている棘から一斉に毒液が分泌されるためであり、これは卵を潰したりした場合でも同様の症状となります。

    ちなみに、羽の生えた成虫は無毒ですが、成虫の近くには当然幼虫や卵が存在することが考えられますので注意が必要です。

いかがだったでしょうか。この他にも挙げればキリがない程攻撃性のある生物や毒を持った生物は身近に存在しています。もちろんこれらは東京だけに限った事ではありません。むしろ東京でさえこれ程の危険があるわけですから、他の地域では更に危険生物に対する意識を高く持つ必要があるでしょう。

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