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ハブクラゲの危険性は…
圧倒的被害件数!ハブクラゲの恐怖
日本屈指のリゾート地沖縄!そして奄美!夏の旅行先としては最高の場所ですよね。なんたって海の美しさが違います。気の済むまで泳いでいたい・・・。エメラルドグリーンの海思い浮かべながらそんな妄想に浸っているあなた!そしてこれから南の海へと実際に出かけようとしているあなた!沖縄や奄美の海には「ハブクラゲ」という恐ろしい生物が漂っているのを知っていますか?
ハブクラゲは無色透明な体に長い触手を何本も持ったクラゲの一種。この触手には刺胞と呼ばれる毒針の入ったカプセルのようなものがたくさん付いており、近くを人間が泳いでいると腕や脚にからみつくように触手を伸ばしてくるのです。
ハブクラゲは浅瀬にも入り込んでくるため人間と接触する場面も多く、実際沖縄の「加害生物別被害件数」ではぶっちぎりのトップとなっています。沖縄や奄美の海に遊びに行く人にとっては、絶対に正しい知識を仕入れておくべき相手と言えるわけです。
最悪の場合死に至ることも・・・
ハブクラゲに刺されてしまうと、単に「痛い!」くらいの被害では済みません。刺された瞬間に強い傷みを感じ患部はミミズ腫れとなりますが、数時間立つとこのミミズ腫れは水疱へと変化し、更に10時間程度経過すると壊死してしまいます。小さな子どもや高齢者の場合は毒に耐え切れず意識障害を起こしたり、呼吸困難となる事もあり最悪の場合は死に至るのです。
沖縄の海水浴場にはハブクラゲ防止のネットが張られている場所も多いのですが、そのような処置がされていない場所で泳ぐ場合は常にハブクラゲに対する意識を持っておかなければいけません。
刺されてしまったらどうする?ハブクラゲの対処法!
まずハブクラゲに刺された場合、絶対に真水や砂でこすり洗いをしてはいけません。擦ってしまうと刺胞を刺激してしまい更に被害が酷くなってしまうのです。
刺された場合はまず食酢を30秒以上かけ続ける事が一番の対処法です。食酢には刺胞から毒針が射出するのを沈静化させる効果があるのです。
もちろん食酢をかけた後に病院へ行く必要はあります。また心肺停止となる可能性もあるので心臓マッサージや人工呼吸を行わなければならない事も想定し、周りの人に早めに協力を求めるようにしましょう。