海に潜む猛毒タコ「ヒョウモンダコ」の危険性と対処法

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ヒョウモンダコの危険性は…

危険生物レベル4「危険」

ヒョウモンダコってどんなタコ?

海で遊ぶことも多くなるこれからの季節。海水浴を最後まで楽しいイベントとして終わらせるためにもヒョウモンダコに対する注意情報はしっかりと頭に入れておかなければいけません。

ヒョウモンダコは体長10センチほどの小型のタコで、その名の通りヒョウ柄のような模様をしています。色は保護色で様々に変化しますが、黄色や青い輪っかなどのパターンがありとても綺麗な外見をしています。

ヒョウモンダコの生息地はもともとオーストラリアや熱帯・亜熱帯地域の浅い海だったのですが、最近では地球温暖化の影響もあり大阪湾や茅ヶ崎で発見されたという記録も残っています。既に九州各県の海にはしっかりと住み着いているようですから、数年のうちに日本中の海にまで生息域を拡大する可能性もあるのです。

ヒョウモンダコの恐るべき毒性

ヒョウモンダコはその大きさや美しい外見から、思わず手で触れてみたくなる可愛らしいタコです。しかし、その唾液に含まれる神経毒「テトロドトキシン」は青酸カリの約1000倍の毒性を持っているのです。フグの内臓に含まれている毒、といえばピンとくる人も多いのではないでしょうか。

ヒョウモンダコに噛まれ、このテトロドトキシンを注入されると全身の麻痺や呼吸不全が起こり、最悪の場合死に至ります。

ヒョウモンダコを発見!対処法は?!

海で遊んでいてヒョウモンダコを発見した場合はどのように対処すれば良いのでしょうか。まず、原則として絶対に触れてはいけません。ヒョウモンダコは比較的攻撃性向の強い性格をしていますから、外敵に襲われたと感じれば反撃のために噛み付いてくる場合があるのです。

ヒョウモンダコを発見した場合は捕まえたり、ましてや退治しようとしてはいけません。大人しくその場を離れ、近づかないようにします。また、海水浴場の管理者には念のため連絡しておきましょう。ヒョウモンダコに対する海水浴客の認知度はまだあまり高くないのが現状です。大げさな話ではなく、あなたの通報で人命が救われるかもしれないのです。

万が一、噛まれてまったらどうする?

まず、口で吸い出すような事はしてはいけません。症状が悪化してしまう可能性があります。

ヒョウモンダコに噛まれた場合、毒を指で絞り出し水で洗い流します。そしてとにかく一分一秒でも早く病院へ急行することです。油断しているうちに呼吸不全が進行してしまう場合もあるため躊躇している暇はありません。

友人や知人が噛まれてしまった場合は心臓マッサージや人工呼吸が必要になる可能性も考慮しながら病院へと運ばなければなりません。

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